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Colors-(694-2)

関根直子
Naoko SEKINE
2024
h537 w800
油性色鉛筆、オイルパステル、木製パネル
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スティーブライヒ「18人の音楽家の為の音楽」 からのインスピレーションによって始まった Colors のシリーズ作品。この曲の構成が私のイメージする構築的なイメージと重なり、 選ばれた色のパターンと解放、質の変化によって画面を展開してゆく作品。色彩がその場から立ち上がって炎上するようなイメージを持っている。
関根直子 Naoko SEKINE
人が再構築し続けるこの世界は誰かがイメージしたことが具現化されたものであり、人の外でありながらイメージという内的要素を常に孕んだ風景であるという認識から始まり、そうした風景への構造的関心から建築的、物質的なアプローチでイメージや空間を捉えた作品を表現している。外であり内でもあるような感覚は、鏡を見るような意識と重なり、鏡面を持った作品等が特徴的である。ひたすら手で描くことは身体的、触覚的な、形態に落とし込めない広がりを示し、それが構造の中に納められるような作品を展開している。

1999 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
2001 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
2013 文化庁海外研修制度 研修員 フランス、パリ
主な展覧会に、2006 年「Chaosmos'05-辿りつけない光景」 佐倉市立美術館(千葉)、2007 年「線の迷宮〈ラビリンス〉II─鉛筆と黒鉛の旋律」目黒区美術館(東京)、2008 年「VOCA 展 2008─現代美術の展望─新しい平面の作家たち」上野の森美術館(東京)、2009 年「I BELIEVE 日本の現代美術」富山県立近代美術館、同「ドゥーブル・リュミエール」パリ日本文化会館(パリ、フランス)、2011 年「MOT アニュアル 2011Nearest Faraway|世界の深さのはかり方」東京都現代美術館、2015 年「開館記念展 vol.1モダン百花繚乱『大分世界美術館』―大分が世界に出会う、世界が大分に驚く『傑作名品200 選』」大分県立美術館、2019「ただいま/はじめまして」2022 年「複合風景─Composite Scenery」第一生命ギャラリー(東京)など。“Luxembourg Art Prize2023”グランプリなど、受賞。

主な所蔵先:愛知県美術館、竹田市立図書館、東京国立近代美術館、東京都現代美術館、富
山県美術館、府中市美術館、和歌山県立近代美術館
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